石礫破砕(ストーンクラッシャ工法)

効率のよい作業で稼働率が高い

石礫破砕工法は、農地に混在している石礫を農耕および作育に支障のない大きさに機械的にその場で細粒化し、作土と混合する方法です。

この工法の特徴は、長所として

① 石礫の搬出が不要で表土の損失がない。
② 圃場面の位置が低下せず破砕作業深がそのまま計画作土深になる。
③ ビット方式(後述)で石礫を直接破砕するので効率よく作業でき稼働率が高い。
④ 施工工程が単純であり工事費が経済的である。
⑤ 細粒化した石礫が作土深の下部に集まりやすいので水はけが良好となり作物に好影響となる。